天下りは大きな問題だという。このブログでも以前書いたように、天下りと言う言葉は、神が天から降りてくることだからそんな言葉は使わないというより,使う方がおかしい。
なぜこんなふうに呼ばれるのかとういうと、官僚の既得権益の問題だからだ。既得権益の定義はWikipediaによると”社会的集団が歴史的経緯により維持している権益”簡単に言えば、社会集団が持つ特権なのだ。官僚の特権が問題で天下りは問題だと言うのだと思う。
だからこそ、官僚の既得権益、特権であるいわゆる天下りは問題だとマスコミは大騒ぎと言うことになり、国民はそれに同調して大騒ぎという構図だ。
ところで、ちょっとした小冊子を読んでいたら、上場企業の中でもっとも年収が高いのは某テレビ局らしく、社員の平均年齢が39.6歳でなんと平均年収は1,534万円、30歳時の年収は989万円だそうだ。いや確かに高い。
なぜこんなことになっているのか?答えも書いてあった。テレビ業界が高級な理由というのは大規模地上波放送は、総務省が電波の割り当てをしないと参入できない構図で、新規参入がほとんど無く既得権益化しているからだそうだ。デジタル化もこの既得権益の拡大の一つだと言うことになる。
なんだ、マスコミ自身たちも既得権益という特権を持っているから給与が高いのだ。一般庶民とかけ離れているのはそういうことなのだ。つまりは、既得権益を守って自分たちがいい思いをしているという点では変わらないじゃないかということか~
それじゃ、どうして官僚の天下りという既得権益は攻められるのだろうか?
テレビをはじめとするマスコミが、官僚の既得権益を批判するその奥底に、別の既得権益を持っている異なる社会的団体(マスコミが官僚を責め立てるのは・・・)が、”相手の権益を奪って自分たちの権益を拡大”しようとしているからだと読むことができる。許認可制度を維持させ、自分の権益をまもり、マスコミ力で政権をも変える力を持つ様になったのだ。これを、既得権益の拡大と言わずして何というのだろうか。
なんだか、年収比較を見ていると既得権益という言葉が浮かんできて、浮かんでくるといろいろなことが氷解する。マスコミこぞっての自民党批判、そしてそれを支えていた官僚を批判して合法的政府転覆。
いやすごい力を持ったものだ。今度はOと言う国会議員を政界の黒幕や権力の集中を容認しヒットラーのような独裁者を作ろうとしているのかもしれないな~と言う妄想も浮かんでくる。マスコミの暴走と言うよりマスコミの思惑の中で日本は舵がきかない船のようになってきているのかもしれない。
マスコミの既得権拡大の抗争は、官僚を打ち破った。次はどこに矛先が向くのだろうか。よくわからないが恐ろしい。